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J-GLOBAL ID:200902261557782672   整理番号:09A0279553

金沢外環状道路近傍とトンネル内で採取されたナノ粒子の特性

Characteristics of Aerosol Nano-particles Sampled at Road Tunnel and Roadside in Kanazawa Outer Ring
著者 (8件):
資料名:
号: 40  ページ: 31-36  発行年: 2009年03月10日 
JST資料番号: S0712A  ISSN: 1347-7889  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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道路近傍の2地点でナノ粒子を含めた沿道大気環境調査を行い,道路近傍で捕集される道路交通起源ナノ粒子の特性を,発生源影響が少ないバックグラウンド値と比較した結果から,ナノ粒子汚染の実態と道路交通起源ナノ粒子の特性を考察した。粒子状物質の測定には凝集粒子計数器,オンライン質量濃度測定装置,ハイボリウムエアサンプラ,ナノ粒子サンプラ(短時間で捕集可能な試作品)を使用し,大気中浮遊粒子状物質を粒子径別(PM)に捕集・測定し,トンネル交通量と平均風速の経時変化,トンネル内の粒子状物質濃度の経時変化,粒子径分布とナノ粒子中の多環芳香族化合物成分について,測定・考察した。その結果,1)PM1μm濃度は大型車両の交通量との相関性が高い。一方,道路粉じん等の粗大粒子を含むPM10μm濃度は,交通量が一定以上に増加してもほぼ一定となった。2)道路近傍のナノ粒子(PM0.1μm)濃度はバックグラウンドの1.5~2倍程度で大きな差は無いが,多環芳香族化合物濃度は5~6倍,多環芳香族化合物質量比率は10~20倍と非常に高かった。3)ディーゼル排気の影響が最も直接的で顕著と考えられるトンネル内で,PM0.1μm中の多環芳香族化合物質量比率が全ての粒子径範囲で捕集時間に拠らず最大となった。
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分類 (2件):
分類
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粒状物調査測定  ,  交通調査 

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