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J-GLOBAL ID:200902261638211270   整理番号:08A1101387

2002年10月31日のSalcito(イタリア)斜面崩壊の再活発化に対する地域的な地震波増幅応答による自己励起過程

Self-excitation process due to local seismic amplification responsible for the reactivation of the Salcito landslide (Italy) on 31 October 2002
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資料名:
巻: 113  号: B10  ページ: B10312  発行年: 2008年10月28日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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総合的な数値および地球物理学的アプローチにより2002年10月31日のMolise地震後のSalcito(イタリア)斜面崩壊での地域的な地震波増幅の機能について調査した。動的構成で機能するFLAC5.0FDMソフトウェアを用いて応力-歪数値解析から周波数1秒が斜面崩壊不安定条件と一致していた。トリガーとなった地震のFourierスペクトルは1秒および2秒に二つのピークがあり,これらは地域的効果に関係している。斜面崩壊域で得られた環境雑音記録のH/Vスペクトル比の解析から,周期1~3秒の範囲における増幅効果が示された。地質工学モデルをもとに線形および非線形解を用いて1次元および2次元両方の地震波伝搬の数値モデリングを行なった。シミュレーション結果から1)1Hzの増幅は盆地状地質構造内の斜面崩壊体による2次元効果に起因し,2)約2秒および3秒の二つのピークの増幅は斜面崩壊体の1次元共振に起因し,および3)2.5~3.5Hzの周波数範囲は1次元と斜面崩壊体の水平の波動効果によることが示される。これらの知見はSalcito斜面崩壊体による地動の地域的な増幅は斜面崩壊の再活発化に応答した自己励起過程が生じたことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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地質構造・テクトニクス  ,  地震学一般 

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