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J-GLOBAL ID:200902261789968705   整理番号:09A0415534

空中ライダーデータを利用する潜在的な地表再構成による樹冠形成の捕捉

Capturing tree crown formation through implicit surface reconstruction using airborne lidar data
著者 (6件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 1148-1162  発行年: 2009年06月15日 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ライダーから導出される森林構造データは,インベントリー分析,バイオマス算定,及び野生動物生息場所分析のために森林の科学及び管理に利用されている。ライダーから木の幹及び樹冠パラメータを導出するアプローチとして,これまで回帰分析が主に使用されてきた。樹木パラメータのためのこの回帰モデルは,ライダーポイントの鉛直密度,含まれる樹木種,特定の研究地域における林分構造に基づいて局部的に適用される。従って,このアプローチの結果は位置に固有であり,他の地域への適用性が制限される。樹木パラメータを導出するより広く適用可能なアプローチのために,動径基底関数と等値面を採用した「隠された表面の再構成」と称する新しい方法を開発した。コンピューターグラフィックスを利用し,ライダーポイントの雲に基づき種々の樹木種の不規則な樹冠の正確な形を捉え,3次元空間内でそれらの正確な樹冠形成を可視化した。我々の隠された表面アプローチで与えられた樹木パラメータを検証するため,調査グレードの機器(全ステーション)を利用して樹冠形状を測定した。後処理された微分GPSポイントで地理的に参照された樹木全体樹冠の特徴を捉えるために,55本の樹木それぞれについて4つの視点を確立した。観察された樹木の特徴を直線的に内挿し,樹幹容積を算定した。これらのフィールドワークで得られた特徴を隠された表面と比較し,その適合性を評価した。4つの針葉樹について,隠された表面法で導出された次の樹冠パラメータは全ステーション導出の測定結果と高い相関(p<0.05)を示した。樹高(R<sup>2</sup>=0.95),樹冠の幅(R<sup>2</sup>=0.80),生きている樹冠の底部(R<sup>2</sup>=0.92),最低枝の高さ(R<sup>2</sup>=0.72),樹冠容積(R<sup>2</sup>=0.84)。落葉樹については,隠された表面から導出される樹高パラメータ(R<sup>2</sup>=0.96),樹幹幅(R<sup>2</sup>=0.75),生きている樹冠の底部(R<sup>2</sup>=0.53),最低枝の高さ(R<sup>2</sup>=0.51),樹幹容積(R<sup>2</sup>=0.89)が全ステーション導出の測定結果と相関した。隠された表面技法は,動径関数を利用した正確な内装を行うため,樹木パラメータの算定において誤差を生じにくい。エネルギー反射減少の効果は,落葉した場合のライダーデータを使用しても落葉樹における下枝についての相関を低下させた(R<sup>2</sup>=0.51)。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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リモートセンシング一般  ,  植物生態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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