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J-GLOBAL ID:200902261805915501   整理番号:08A0257846

グリコシナプスミクロドメインによる細胞接着,運動及び増殖の調節におけるスフィンゴ糖脂質とガングリオシドの機能的役割

Functional role of glycosphingolipids and gangliosides in control of cell adhesion, motility, and growth, through glycosynaptic microdomains
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資料名:
巻: 1780  号:ページ: 421-433  発行年: 2008年03月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリコスフィンゴ脂質,N-又はO-結合少糖類により輸送される細胞表面ミクロドメイングリコシルエピトープは炭水化物結合蛋白質又は相補的炭水化物により認識される。両者共炭水化物エピトープは特異的シグナルトランスデューサ,テトラスパニン,接着受容体又は成長因子受容体とクラスターを形成する。このフレームワークにより炭水化物は細胞シグナル伝達を仲介し,細胞表現型が変化する。細胞活性化,運動及び増殖などの炭水化物依存性細胞接着に関与するミクロドメインを「グリコシナプス」と称する。グリコシナプスの概念ができた高グリコスフィンゴ脂質ミクロドメイン研究の歴史的背景を概説した。腫よう細胞表現型を調節するシグナル伝達単位としてのグリコシナプスの例を次ぎの3種類の状況で論じた。(i)頭部-頭部(trans)炭水化物-炭水化物相互作用を介したグリコシナプスドメイン界面間のグリコスフィンゴ脂質-グリコスフィンゴ脂質相互作用による細胞-細胞接着。(ii)GM3とテトラスパニンCD9の複合体及びこの複合体とインテグリン又は線維芽細胞成長因子受容体の相互作用の腫よう細胞表現型調節及び正常細胞表現型への復帰における機能的役割。(iii)グリコシナプスミクロドメインにおけるGM2/テトラスパニンCD82複合体によるインテグリン依存性Metキナーゼ活性の阻害。グリコシナプスの組織状態が細胞表現型に影響し,腫よう細胞悪性度に影響することを示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生物学的機能 

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