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J-GLOBAL ID:200902261914113539   整理番号:09A1196520

2007年能登半島地震におけるK-NET穴水・JMA輪島の強震記録から推定した粘性土地盤の非線形性状

NONLINEAR BEHAVIOR OF COHESIVE SOILS ESTIMATED FROM STRONG MOTION RECORDS AT K-NET ANAMIZU AND JMA WAJIMA IN THE 2007 NOTO-HANTO EARTHQUAKE
著者 (4件):
資料名:
号: 645  ページ: 2003-2010  発行年: 2009年11月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2007年能登半島地震のK-NET穴水・JMA輪島における強震記録から粘性土地盤の非線形性状を推定した。その結果得られたせん断係数は採取試料に対する間隙水圧を考慮した土質試験の結果と良い一致を示した。K-NET穴水およびJMA輪島の強震観測サイトからの採取資料に対する3軸繰返し試験における過剰間隙水圧比は繰返し歪の増加と共に上昇し,最終的に0.5に達した。この検討で推定された本震による過剰間隙水圧比は穴水で0.4,輪島では0.3程度であり,シルト質粘土や有機質粘土においても地震時の間隙水圧上昇によるせん断剛性の低下が生じる可能性を示している。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  ,  地震波伝搬 
引用文献 (17件):
  • 1) 気象庁:強震波形(平成19年(2007年)能登半島地震),http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/kyoshin/jishin/070325_noto/index.html(参照 2007.4.5).
  • 2) 石川県庁:能登半島地震に関する情報について,http://www.pref.ishikawa.jp/kenmin/earthquake.htm(参照 2009.5.12).
  • 3) 防災科学技術研究所:強震ネットワーク K-NET(能登半島地震の強震動)http://www.k-net.bosai.go.jp/cgi-bin/k-net/news/newnews.cgi?860.new+(参照2007.4.5).
  • 4) 時松孝次,新井洋,関口徹:2004年新潟県中越地震時に表層地盤の非線形震動増幅特性が小千谷の木造住宅被害に与えた影響,日本建築学会構造系論文集,620号,pp.35-42,2007.10.
  • 5) 新井洋,森井雄史,山田真澄,清水秀丸,林康裕:2007年能登半島地震の震源域における最大地動速度の評価と木造住宅被害の要因分析,日本建築学会構造系論文集,624号,pp.227-234,2008.2.
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