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J-GLOBAL ID:200902261962666965   整理番号:09A1131748

環境炭素エーロゾルフィルタ測定に及ぼすサンプリング後条件の影響

Effects of post-sampling conditions on ambient carbon aerosol filter measurements
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号: 37  ページ: 5937-5943  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水晶フィルタで集められた環境炭素質材料は,サンプリング後の現場待ち時間,輸送および貯蔵中の材料獲得または損失のため測定アーチファクトを受け易い。1年間の17サンプリング事象において,水晶フィルタ(デニューダなし)上で環境PM2.5エーロゾルを集め,アーチファクトの可能性および度合いを評価するため種々のフィルタ処理を行った。フィルタ処理は,フィルタが曝露され含まれるかもしれないサンプリング後環境:40°Cで最大96時間貯蔵,-16°Cで48時間貯蔵および室温(~21°C)で48時間貯蔵をシミュレーションした。熱-光学法を用いて,フィルタ上の炭素質量を測定した。全炭素(TC),全有機炭素(TOC)および全元素炭素(TEC)と炭素感熱画分質量を得た。サンプリング直後および処理を受けた後に分析されたフィルタの間の炭素画分濃度における有意差を同定するため,統計解析を行った。TOCおよびTC濃度は40°Cで96時間維持されたフィルタに対しそれぞれ平均15±5%および10±4%減少したが,48時間室温または凍結で貯蔵されたフィルタに対しては変化しなかった。TECは,いかなる処理に対しても変化しなかった。最低温度段階(OC1)において発生する有機炭素感熱画分に対する質量濃度は40°Cにおいて貯蔵期間の増加とともに減少し,96時間後の平均損失は70±7%であった。したがって,遭遇されるかもしれないサンプリング後条件のため,OC1は安定な測定ではない。サンプリング期間の終わりにおけるフィルタ上の炭素負荷と比べて,TOCおよびTCは現場待ち時間および他の非温度制御のサンプリング後取扱いを受けたフィルタにおける実質的な測定アーチファクトを持つことを本研究は示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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大気汚染一般  ,  粒状物調査測定  ,  大気質調査測定一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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