抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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余裕深度処分の成立性を確認する際に,地質環境の長期安定性を確認する必要がある。もし,地質環境の長期変動によって,施設の直接的な破壊が懸念される場合には,当該位置から施設を避けなければならない。また,直接的な破壊がない場合でも,地形変化等の地質環境の変化が施設設計や安全評価に与える影響を考慮するために,現状の地質・地質構造,透水性,水圧等の地質環境を把握した上で,将来の地形変化を考慮し,地下水流動解析により安全評価パラメータを設定するとともに,施設設計の前提条件を明らかにしなければならない。ここでは,地質環境調査の考え方と地質環境の長期的な変動を予測する方法を紹介する。また,余裕深度処分施設の候補地点である青森県六ケ所村の日本原燃における地質環境の長期安定性等の検討例と地質,地下水および地盤に関する現状の地質環境調査結果について紹介する。(著者抄録)