抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
明治から大正期に建築された旧家に設置されている照明器具の調査の概要を紹介した。この旧家は吹田市の旧西尾家であり,わが国近代化黎明期の照明を含む電気設備が残っている。照明学会関西支部の調査では歴史的に価値があると思われる照明設備が二つあった。それは応接室のパイプペンダントとビリヤード室のシャンデリアである。いずれも第二次世界大戦以前の合名会社「北中製作所」の製造によるものであると,当時のカタログを参照して推定された。この当時は電灯用のガラスシェードの製造までも当該会社が行っていた様子であるがシャンデリアなどの製造年月日の特定はもっと詳細な調査に待たなければならない。