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J-GLOBAL ID:200902262129120106   整理番号:08A0252569

サリチル酸および全身獲得耐性はAgrobacterium tumefaciensによって引き起こされるクラウンゴール病の緩和に役割を演じている

Salicylic Acid and Systemic Acquired Resistance Play a Role in Attenuating Crown Gall Disease Caused by Agrobacterium tumefaciens
著者 (7件):
資料名:
巻: 146  号:ページ: 703-715  発行年: 2008年02月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Agrobacterium tumefaciensは植物のクラウンゴール病の病原菌であり,その腫瘍形成プロセスには細菌から植物ゲノムへのTiプラスミドの導入が含まれている。このクラウンゴール病に及ぼすサリチル酸(SA)と全身獲得耐性(SAR)の影響について調べた。SAを処理したNicotiana benthamianaはAgrobacteriumの感染に対する罹病性が低下し,AgrobacteriumへのSA処理はその成長,病原性および植物細胞への付着力を低下した。Agrobacteriumの全ゲノムマイクロアレイを用いて,細菌遺伝子の発現に及ぼすSAの直接的影響の特性づけを行い,SAがvirulence(vir)遺伝子およびrepABCオペロンの誘導を阻害し,多くの他の遺伝子類の発現を制御することがわかった。ウイルス誘導の遺伝子サイレンシングを用いて,さらにSAの生合成とシグナル伝達に関与する植物遺伝子類がAgrobacteriumの感染性のための重要な決定要素であることを見いだした。N.benthamianaにおけるイソコリスミ酸シンターゼ遺伝子,non expresser of pathogenesis-related1遺伝子およびSA-binding protein2遺伝子のサイレンシングはAgrobacterium感染を高め,さらにSARの誘導剤である1,2,3-ベンゾチアジアゾール-7-カルボチオ酸処理は,病徴を低下した。これらの結果は,SAとSARがAgrobacterium感染性の減退に重要な役割を演じていることを示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  細菌による植物病害  ,  遺伝子発現 

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