文献

J-GLOBAL ID：200902262131903878   整理番号：08A0904063

不飽和土・不飽和地盤 7.不飽和土・不飽和地盤の数値シミュレーション

著者 (4件)： 北村良介 (鹿児島大 工) ,  酒匂一成 (立命館大) ,  荒木功平 (ダイヤコンサルタント) ,  宮本裕二 (鹿児島県 姶良・伊佐地域振興局)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 56  号： 9  ページ： 54-60  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地圏を対象とした不飽和土・不飽和地盤の数値シミュレーションに使う力学モデルを紹介した。当該モデルは,すべての地盤工学問題に適用することを目指しており,以下の4つのシミュレーションを根幹としている。1)不飽和土の保水・透水。2)不飽和土の圧縮・剪断。3)不飽和地盤の保水・透水。4)不飽和地盤の圧縮・剪断。シミュレーションを実行するためには,各種の土質試験を行って入力パラメータを求め,地盤調査により解析領域,初期条件,境界条件を決めなければならない。上記4)以外に関して,モデル化の考え方,モデル構成,試算結果とその評価について述べた。

シソーラス用語： *地盤 ,  *不飽和土 ,  数値解析 ,  土質基礎工学 ,  *力学モデル ,  構成モデル ,  保水性 ,  透水性 ,  圧縮 ,  剪断 ,  土壌物理特性 ,  パラメータ ,  土質試験 ,  地盤調査 ,  初期条件 ,  境界条件 ,  事例研究 ,  *不飽和地盤 ,  工学

分類 (1件)： 土質・基礎工学一般  (RA03010X)

引用文献 (14件)：

• 北村良介. 降雨時の斜面モニタリングと崩壊予測技術の現状. 土と基礎. 2007, 55, 9, 1-3
• 北村良介. 地圏シミュレータ構想と北村モデル. 第63回土木学会年次学術講演会, 2008. 2008
• 松尾和昌. 斜面崩壊予知戦略-南九州シラス地帯を例として-. 自然災害科学 (日本自然災害学会誌). 2002, 21, 1, 25-33
• 大野雅幸. 負圧の測定が可能なコーン貫入試験装置の開発-堤防盛土斜面における現地試験-. 降雨時の斜面モニタリング技術とリアルタイム崩壊予測に関するシンポジウム発表論文集, 2006. 2006, 7-12
• 竹下祐二. 土中水分計測データを用いた簡便な原位置試験法による不飽和砂質地盤の飽和・不飽和透水係数の測定. 土木学会論文集C. 2006, 62, 4, 831-839

タイトルに関連する用語 (3件)： 不飽和土 ,  不飽和地盤 ,  数値シミュレーション