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J-GLOBAL ID:200902262166693574   整理番号:09A0152314

ヒトRNアーゼH2複合体の活性と特性への2アクセサリーサブユニット,RNASEH2BとRNASEH2C,の寄与

Contributions of the two accessory subunits, RNASEH2B and RNASEH2C, to the activity and properties of the human RNase H2 complex
著者 (8件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 96-110  発行年: 2009年 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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真核生物RNアーゼH2はヘテロ三量体酵素である。ここで,ヒトRNアーゼH2複合体の生化学的組成と化学量論が,以前遺伝学研究から推定された特性と一致する,ことを示す。真核生物RNアーゼH2の触媒サブユニット,RNASEH2Aは,よく保存され,単量体原核生物RNアーゼHIIに類似している。対照的に,ヒトとSaccharomyces cerevisiae由来RNASEH2BとRNASEH2Cサブユニットは,活性RNアーゼH2を形成するRNASEH2Aの付加,または別の機能を支持する他の蛋白質との相互作用,の核形成部位となる可能性がある,可溶性B/C複合体を形成するが,ほとんど相同性を共有しない。RNASEH2BのC末端領域の推定コンセンサスPIPボックス(PCNA結合蛋白質ボックス)が,PCNA結合を付与する,ことをin vitroで分析した。最終生成物と中間生成物の比が,Escherichia coli RNアーゼHIIで0.15であるのに対して,真核生物RNアーゼH2では2.7で,また同様な効率で種々のRNA/DNAハイブリッドを加水分解し,複数細胞基質が示唆される。さらに,Aicardi-Goutieres症候群(AGS)に関連する,ヒトRNASEH2BとRNASEH2Cの5突然変異の中,RNASEH2CのR69Wのみが,比活性度の著しい減少を示し,酵素活性におけるCサブユニットの役割を明らかにした。AGS関連の4変異酵素の正常に近い活性は,AGS表現型を生じる機能障害予測から見て予想外であった。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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