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J-GLOBAL ID：200902262171169646   整理番号：08A0929634

ポリ(ADPリボース)ポリメラーゼPARP-1はリンパ球における酸化ストレス誘導のTRPM2の活性化に必要である

The Poly(ADP-ribose) Polymerase PARP-1 Is Required for Oxidative Stress-induced TRPM2 Activation in Lymphocytes

著者 (4件)： BUELOW Ben (Univ. Washington, Washington) ,  SONG Yumei (Seatlle Children’s Hospital Res. Inst., Washington) ,  SCHARENBERG Andrew M. (Univ. Washington, Washington) ,  SCHARENBERG Andrew M. (Seatlle Children’s Hospital Res. Inst., Washington)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 36  ページ： 24571-24583  発行年： 2008年09月05日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リンパ球に対する酸化ストレスにおけるTRPM2カチオンチャンネルのゲーティング機構を明らかにするために,マウスDT40 B細胞でのパッチクランプ測定などにより調べたところ,TRPM2依存的なカルシウム流入は酸化ストレス誘導のNAD代謝に影響を与えないことがわかった。また,酸化ストレス誘導のNADターンオーバーやTRPM2の活性化にポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼの発現が必要であることが明らかになった。以上の結果から,酸化ストレス状態にあるリンパ球ではTRPM2はセカンドメッセンジャーADP-リボースを生成するポリ(ADP-リボース)グリコヒドロラーゼ経路の下流のエフェクターとして働くことが示唆された。

シソーラス用語： *ADPリボシルトランスフェラーゼ ,  *酸化ストレス ,  *セカンドメッセンジャー系 ,  パッチクランプ法 ,  培養細胞 ,  *カルシウムチャネル ,  ADP糖 ,  B細胞 ,  DT40細胞 ,  TRPM2 ,  *ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ1 ,  *イオン輸送 ,  *輸送 ,  *生体輸送 ,  *膜貫通タンパク質 ,  *生体内イオン輸送
準シソーラス用語： Bリンパ球 ,  *PARP-1

分類 (1件)： 生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

物質索引 (1件)： ADPリボース

タイトルに関連する用語 (7件)： ADPリボース ,  PARP-1 ,  リンパ球 ,  酸化ストレス ,  誘導 ,  TRPM2 ,  活性化