文献
J-GLOBAL ID:200902262300944562   整理番号:08A1077618

MuRF1の誘導はマウスにおける筋肉機能のTNFα誘導消失に不可欠である

Induction of MuRF1 Is Essential for TNF-α-Induced Loss of Muscle Function in Mice
著者 (11件):
資料名:
巻: 384  号:ページ: 48-59  発行年: 2008年12月05日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:腫瘍壊死因子(TNF)αのような体液循環炎症性サイトカインは骨格筋収縮性を低下させることが可能である。さらに,TNFα発現は,筋肉蛋白質分解及び萎縮を仲介すると推定されるアトロギン様筋肉特異的ユビキチンE3リガーゼのレベル上昇と相関している。しかし,MuRF1とTNFα間の因果関係及び筋肉の機能障害の相対的寄与については知られていない。方法:C57Bl6またはMuRF<sup>-/-</sup>マウスにTNFαまたは食塩水を注射し,16~24h後,骨格筋におけるMuRF1の発現を定量的逆転写PCR法及びウェスタンブロット法により定量した。筋肉機能を器官浴で測定した。潜在的変化に対する広範な概観を得るため,二次元ゲル電気泳動を行った。結果:TNRαを注射した野生型動物は,食塩水を注射した同腹子と比べると,高いMuRF1 mRNA(食塩水対TNFα:56±12.1対133.6±30.3任意の単位;p<0.05)及び蛋白質発現(食塩水対TNFα:0.38±0.11対1.07±0.25任意の単位;p<0.05)を有した。さらに,TNFαはC57Bl6マウス(食塩水対TNFα:2412±120対1799±114g/cm<sup>2</sup>;p<0.05)において150Hzでの力発生を25%減少させたが,MuRF1<sup>-/-</sup>マウス(食塩水対TNFα:2424±198対2431±180g/cm<sup>2</sup>;p<0.05)においては減少しなかった。プロテオーム解析により,TNFαを受け入れたMuRF1<sup>-/-</sup>マウスと比べると,TNFαで処理した野生型動物で高速骨格筋トロポニンTの顕著なダウンレギュレーションを明らかにした。結論:本研究の結果から,骨格筋力発生のTNFα導入低下は萎縮関連E3ユビキチンリガーゼMuRF1の低下に依存することを初めて証明した。筋肉力の減少への関連は高速骨格筋トロポニンのTNFα/MuRF1仲介ダウンレギュレーションであると思われた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  骨格系 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る