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J-GLOBAL ID:200902262317356095   整理番号:07A0197550

サプレッション・サブトラクティブ・ハイブリダイゼーション法による,X蛋白C末端が切断されたアミノ酸40 個を有するB型肝炎ウイルスのcDNAライブラリーの構築

Construction of cDNA library of hepatitis B virus with X protein C-terminally truncated 40 amino acids by suppression subtractive hybridization method
著者 (4件):
資料名:
巻: 27  号: 10  ページ: 1081-1084  発行年: 2006年 
JST資料番号: C2220A  ISSN: 0258-879X  CODEN: DJXUE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:サプレッション・サブトラクティブ・ハイブリダイゼーション(SSH)法を使用し,C末端が切断されたアミノ酸40 個によりトランス活性化されたヒト肝細胞癌細胞からcDNAサブトラクション・ライブラリーを構築し,関連する遺伝子のクローンを作製する。方法:Hub-7細胞にHBx蛋白C末端が切断された40のアミノ酸の配列を持つpcDNA3(-)とHBx蛋白ベクターの完全長配列を持つpcDNA3(-)を別々に導入した。導入されたHub-7細胞から完全なRNAを単離し,二本鎖cDNAに逆転写した。cDNAを制限酵素Rsa Iで消化した後2群に分け,それぞれ特別なアダプタ1とアダプタ2Rに結合した。次にテスターcDNAをドライバーcDNAと2回ハイブリダイズし,産物をネスティッドPCR法により2回増幅した。PCR産物をプラスミドベクターpUCm-T と結合し,サブトラクション・ライブラリーを構築した。大腸菌株JM109でライブラリーを増幅した。GenBankでブラストサーチによりcDNA挿入断片の配列決定しおよび解析を行った。結果:cDNAサブトラクション・ライブラリーの構築に成功した。増幅されたライブラリーには154の陽性クローンが含まれ,コロニーPCRで,これらのクローンに200~800bp挿入が含まれることが示された。断片をコードする蛋白には,癌原遺伝子,細胞シグナル遺伝子,細胞増殖因子遺伝子,細胞アポトーシス遺伝子,代謝遺伝子,蛋白合成遺伝子が含まれた。結論:SSH技術によりcDNA サブトラクション・ライブラリーの構築に成功した。このことは,HBxのC末端が切断された40のアミノ酸によりトランス活性化された新しい遺伝子の複製および肝癌の病原性の分子機構の調査に役立つ可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  分子遺伝学一般 

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