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J-GLOBAL ID:200902262347830182   整理番号:08A0591203

FKBP12.6破壊はグルコース誘導のインシュリン分泌を損傷する

FKBP12.6 disruption impairs glucose-induced insulin secretion
著者 (11件):
資料名:
巻: 371  号:ページ: 735-740  発行年: 2008年07月11日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルコース刺激後に上昇したATP値の応答においてβ-細胞に蓄積した環状ADP-リボース(cADPR)は,リアノジン受容体(RyR)を通して小胞体からCa2+を移動し,それ故にインシュリン分泌を誘導する。著者らは最近in vitro研究で,cADPRがRyRの付随蛋白質,FK506結合蛋白質12.6(FKBP12.6)との結合を通して,RyRを活性化することを示している。今回著者らは,相同組換によりFKBP12.6欠失(FKBP12.6-/-)マウスを生み出した。FKBP12.6-/-マウスは,グルコースチャレンジに対する不十分なインシュリン分泌と結び付いたグルコース不耐性を示した。グルコースに応答してのインシュリン分泌はFKBP12.6-/-マウス膵島において顕著に損傷されていたが,一方スルホニル尿素又はKCl誘導のインシュリン分泌は影響されなかった。FKBP12.6-/-及び野生型膵島間のグルコース酸化速度に相違は見られなかった。これらの結果は,FKBP12.6が膵臓β-細胞でATP感受性K+チャンネルに非依存性に,ATP産生の下流のグルコース誘導のインシュリン分泌において役割をすることを示す。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  すい臓  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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