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J-GLOBAL ID：200902262360408902   整理番号：08A0887406

10年間の技術の進歩 溶融体基本特性

著者 (1件)： 高橋雅興 (京都工繊大 大学院)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 20  号： 8  ページ： 527-532  発行年： 2008年08月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 溶融体基本特性のここ10年間の技術進歩について報告した。ここでは,1)高分子鎖間のからみ合いの考え方,2)長鎖分岐高分子のレオロジーと成形加工性,3)ポリマブレンドの構造とレオロジー,について述べた。1)と2)の粘弾性を制御するには,分子のからみ合いを制御することが重要である。からみ合いの分子モデルはここ10年で飛躍的に進歩し,計算機シミュレーションにより,確からしいからみ合い分子鎖の運動が見えるようになってきた。3)については,ブレンド界面の形(異方性)や界面の変化の速度と応力の関係について述べた。

シソーラス用語： *融解高分子 ,  *技術進歩 ,  *レオロジー ,  特性 ,  からみ合 ,  枝分れ ,  側鎖 ,  加工性 ,  ポリマブレンド ,  計算機シミュレーション ,  分子モデル
準シソーラス用語： 分岐鎖

分類 (1件)： 高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

引用文献 (54件)：

• 1) Fetters, L.J. et al. : in Physical Properties of Polymers Handbook, 2nd Ed, p.447(2007), Mark J.E. ed, Springer
• 2) 高橋雅興 : 成形加工, 17(7), 467(2005)
• 3) 高橋雅興 : 高分子, 55(9), 722(2006)
• 4) Watanabe, H. : Prog.Polym.Sci., 24, 1253(1999)
• 5) Likhtman, A. E. et al. : Macromolecules, 35, 6332(2002)

タイトルに関連する用語 (1件)： 溶融体