抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2005年に栃木県南部の水稲普通期栽培地帯で,約60kg/10aの減収があった。ほ場では下葉の枯れ上がりとともにイナズマヨコバイの発生が目立ったことから,本虫の関与が考えられた。そこで,本虫のイネ収量・品質に及ぼす影響を明らかにするため,放虫試験による被害解析を行った。1/2000aワグネルポットに品種あさひの夢を移植し,出穂直前にイナズマヨコバイ成虫をポットあたり20頭,40頭および80頭を放虫した。その結果,精玄米重および良質粒率は,無放虫区と比較し,20頭放虫区では18.1%および21.0%,40頭放虫区では34.3%および46.7%,80頭放虫区では55.7%および71.9%の低下が認められ,イナズマヨコバイが水稲の収量および品質の低下を招くことが明らかとなった。(著者抄録)