文献

J-GLOBAL ID：200902262447139290   整理番号：09A1122081

高効率な可視光活性CaFe₂O₄/WO₃ベース複合光触媒:界面修飾の影響

Efficient Visible Light Active CaFe₂O₄/WO₃ Based Composite Photocatalysts: Effect of Interfacial Modification

著者 (3件)： LIU Zhifu (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  ZHAO Zhi-Gang (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  MIYAUCHI Masahiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 113  号： 39  ページ： 17132-17137  発行年： 2009年10月01日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,CaFe₂O₄/WO₃粉体光触媒の光触媒性能に焦点を当てた。WO₃の光触媒活性は,CaFe₂O₄(CFO)と組合せて大きく改良され,その複合光触媒はアセトアルデヒドを完全に分解できた。その光触媒性能に及ぼす金属性層を使った界面修飾の影響を検討した。その結果,5wt%のCFOを含有した複合体は最適性能を示した。表面修飾は,CFO/WO₃複合体を加熱し,またはAgまたはITOで粒子表面を被覆して為された。その光触媒活性を,AgまたはITO層でCFO粒子被覆することによって大きく改良できた。アセトアルデヒド分解速度は,CFO/WO₃光触媒上よりもAg@CFO/WO₃上で2倍以上速くなっていた。光触媒活性増強が,Ohm接触界面での光誘起電荷キャリアの再結合から生じる効率的な電荷分離に起因していた。

シソーラス用語： *光触媒 ,  可視光 ,  光触媒反応 ,  *カルシウム化合物 ,  *鉄酸塩 ,  *酸化タングステン ,  *分解反応 ,  光分解 ,  *脂肪族アルデヒド ,  金属性 ,  境界層 ,  化学修飾 ,  表面改質 ,  銀 ,  酸化インジウムスズ ,  被覆層 ,  反応速度 ,  Ohm接触 ,  誘導 ,  キャリア ,  再結合 ,  電荷分離
準シソーラス用語： 界面層 ,  光誘起 ,  電荷キャリア

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  分解反応  (CF02080P) ,  脂肪族アルデヒド  (CF03180F)

物質索引 (1件)： アセトアルデヒド

タイトルに関連する用語 (6件)： 高効率 ,  可視光 ,  活性 ,  光触媒 ,  界面 ,  修飾