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J-GLOBAL ID:200902262736519840   整理番号:08A1050603

水素と酸素からの過酸化水素の直接合成 最近のプロセス開発の概要

Direct synthesis of hydrogen peroxide from hydrogen and oxygen: An overview of recent developments in the process
著者 (1件):
資料名:
巻: 350  号:ページ: 133-149  発行年: 2008年11月30日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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過酸化水素(H2O2)は重要な一次化学製品であり,「グリーン」特性のために化学合成の分野でその需要が著しく拡大している。近年,H2O2は殆ど排他的にアントラキノンの自動酸化(AO)プロセスにより製造されている。AOプロセスは水素を間接的に酸化するので,H2/O2混合ガスの爆発の可能性を排除できる。しかし,大規模プロセスにおいては,多量のH2O2を運搬することに伴う,大きな安全性の問題が存在する。さらに,AOプロセスは環境順応型方法とは考え難い。この観点では,より経済的で,環境的にきれいなH2O2製造方法を探索した。液相接触反応によるH2とO2からのH2O2の直接合成は,H2O2を小規模/オンサイトで製造する魅力的な”グリーン”な技術を提供する。しかし,この直接合成プロセスには2つの大きな欠点がある。すなわち,(i)H2/O2混合ガスに伴う危険性の問題,及び(ii)H2/O2合成に使用する触媒は,H2の燃焼と共にその分解及び水への水素化に対しても活性であるため,H2/O2選択性が低いことである。このレビューにおいて,これらの一連の問題及びH2O2直接合成の最近の進歩を考察した。また,H2/O2選択性の促進におけるプロトン(H+)及びハロゲンイオンの役割についても詳細に調べた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ガス化学工業  ,  不均一系触媒反応 
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