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J-GLOBAL ID：200902262816415914   整理番号：09A1252547

2次元反強磁性磁石Co_1-xZn_xTeMoO₆の結晶構造と磁気的性質

Crystal structures and magnetic properties of two-dimensional antiferromagnets Co_{1- x} Zn _x TeMoO₆

著者 (4件)： DOI Yoshihiro (Div. of Chemistry, Graduate School of Sci., Hokkaido Univ., Sapporo 060-0810, JPN) ,  SUZUKI Ryo (Div. of Chemistry, Graduate School of Sci., Hokkaido Univ., Sapporo 060-0810, JPN) ,  HINATSU Yukio (Div. of Chemistry, Graduate School of Sci., Hokkaido Univ., Sapporo 060-0810, JPN) ,  OHOYAMA Kenji (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN)
資料名： Journal of Solid State Chemistry  (Journal of Solid State Chemistry)
巻： 182  号： 12  ページ： 3232-3237  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： H0505A  ISSN： 0022-4596  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属テルルモリブデン酸塩Co_1-xZn_xTeMoO₆(x=0.0,0.1,・・・0.9)の結晶構造と磁気的性質を報告した。全ての化合物は空間群P2₁2₁2とM²⁺Te⁴⁺Mo⁶⁺O₆の電荷配置を持つ斜方晶構造を有した。Mイオンはab面中で擬2次元格子を形成した。それらの磁化率計測は1.8から300Kの間の温度範囲で行った。最終メンバーのCoTeMnO₆は24.4Kで磁気遷移を示した。固溶体の遷移温度はxが増加すると早く減少し,この遷移はx=0.4と0.5の間で消失し,これは正方平面格子からの浸出限界に対応していた。磁化,比熱,粉末中性子線回折測定からCoTeMnO₆で観察された磁気遷移はCo²⁺イオンの傾斜した反強磁性配列であることを見出した。配列した磁気モーメントの反強磁性成分(10Kで3.12(3)μ_B)はb軸に沿っていた。加えて,a軸に沿って小さい強磁性成分(0.28(3)μ_B)が存在した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 二次元 ,  反強磁性体 ,  *コバルト化合物 ,  *亜鉛化合物 ,  *テルル化合物 ,  *モリブデン酸塩 ,  *結晶構造 ,  空間群 ,  斜方晶系 ,  磁化率 ,  温度依存性 ,  磁気転移 ,  固溶体 ,  中性子回折 ,  磁気モーメント ,  *反強磁性
準シソーラス用語： 遷移温度

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 2次元 ,  反強磁性 ,  磁石 ,  結晶構造 ,  磁気的性質