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J-GLOBAL ID:200902262958335314   整理番号:09A0743279

土壌トビムシの生息場所嗜好性と移動能力の実験的評価

Experimental assessment of habitat preference and dispersal ability of soil springtails
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 1596-1604  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物相互作用において,種の生息場所嗜好性と移住能力は動物種集団の構成において重要な役割をはたす。しかし,土壌生物の場合にはこれらの形質の記録は非常に少ない。湿草地と隣接する落葉樹林に生息する土壌トビムシ種の生息場所嗜好性(土地利用と土壌嗜好性を含む)と移動能力を調べるために,土壌移動実験を設計した。Morvan地域の自然公園(中央フランス)において,未処理又は寄生虫除去土壌を用いて実験を行い,他の土地利用又は元の土地利用の交換への移動を調べた。湿草地と森林からの未処理と非移動試料において土地利用嗜好性を定量化した。それらの元の生息場所における寄生虫除去土壌において種がコロニー化するまでの時間から移動能力を推定した。移動と非移動土壌ブロックにより寄生虫除去土壌におけるコロニー化速度から土壌嗜好性を推定した。その結果,群集において種の6%が土地利用のジェネラリストであり,30%が土壌ジェネラリスト,及び36%が1週間以内に再コロニー化することを示した。土地利用嗜好性,土壌嗜好性及び移住能力は,種の特性の独立成分であった。これらの実験は小規模コロニー化のみを扱ったにもかかわらず,規模間の比較は解剖学的特徴(脚,触角,跳躍器,視器官)に基づく移動タイプがこれらの種の移動能力を予測できないことを示した。土地利用嗜好性と土壌嗜好性間の差は,他の生息場所特徴がトビムシ類に関係し,エコ生理学的と生物相互作用(食事量を含む)間にトレードオフがあることを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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土壌生物  ,  森林生物学一般  ,  個体群生態学  ,  異種生物間相互作用 

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