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J-GLOBAL ID：200902262983422728   整理番号：08A0746373

歴史的建造物を守る非破壊検査 歴史的構造物の調査・診断方法~大正期の煉瓦造教会堂の調査事例~

著者 (1件)： 濱崎仁 (建築研)
資料名： 非破壊検査  (Journal of JSNDI)
巻： 57  号： 2  ページ： 77-82  発行年： 2008年02月01日 
JST資料番号： G0027A  ISSN： 0367-5866  CODEN： HIHKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 歴史的構造物の保存・修復事業は日本では木造建築が中心だったが,近年では煉瓦造や石造,コンクリート造などの近代建造物の保存・修復も増えている。歴史的建造物の修復保存では構造物の損傷は許容されぬ場合が殆どで,非破壊試験への期待が大きい。また歴史的由緒の確保に視点では建設当時の材料や技術の再現も重要課題となる。本稿では,こうした歴史的構造物の調査・診断方法の概要と,大正期の教会堂建築(田平教会堂,長崎県,煉瓦造)の調査事例を紹介した。

シソーラス用語： *非破壊検査 ,  *歴史的建造物 ,  文化財保護 ,  記念建造物 ,  修理 ,  保存 ,  建築物調査 ,  *実態調査 ,  教会 ,  組積材料

分類 (2件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (5件)：

• 日本コンクリート工学協会. 建築分野における歴史的構造物の診断・修復研究委員会報告書. 2007
• 田平教会. 国指定重要文化財指定申請書. 2003
• 青木孝義. ウ ゙ィコフォルテ教会堂を中心とする歴史的建築物の劣化現況調査と保存修復方法の提案. 2004
• 込山貴仁. ウ ゙ィコフォルテ教会堂を中心とする歴史的建築物の劣化現況調査と保存修復方法の提案 (その3. 材料強度の推定法に関する研究). 日本建築学会大会学術講演梗概集, A-1, 2003. 2003, 153-154
• 宮部喬司. ウィンザーピン法によるモルタルの強度推定に関する基礎実験. 日本建築学会大会学術講演梗概集, A-1, 2004. 2004, 183-184

タイトルに関連する用語 (9件)： 歴史的建造物 ,  非破壊検査 ,  歴史 ,  構造物 ,  調査 ,  診断 ,  大正期 ,  煉瓦 ,  教会堂