抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東北大学では2002年以来地雷検知機であるALISを開発してきた。ALISはハンドヘルド型デュアルセンサであり,金属探知機とGPRを組み合わせたセンサを操作員が手動で走査することで地雷検知作業を行う。ALISはセンサ位置追跡システムを搭載しており,取得したデータに対してマイグレーションを行い地下構造の再構成し3次元可視化することができる。ALISはこうした機能を有する世界唯一の地雷検知センサである。マイグレーション処理により地中のクラッタ除去が行われ,地雷の可視化画像の質が改善される。ALISは多くの地雷被災国で評価試験を行ってきたが2009年からカンボジアの実地雷原で稼働を開始した。2台のALISによってカンボジアでは既に30個以上の対人地雷をALISによって検知・除去した。(著者抄録)