抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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全地球表面の約70%を占める海底の地形は,深海盆底,中央海嶺,大陸縁辺部に大別される。南極大陸は,周囲を広大な南極海に囲まれており,南極大陸と一番近い南米との間が最短で約1000km,オーストラリアやアフリカでは3000km以上離れている。2008年に引退する「しらせ」では,航走中連続観測できるものとして海底地形,地磁気異常及び重力異常の海底観測を行ってきたが,2009年に就航予定である新砕氷艦「しらせ」には,新たな航走観測用の装置として,マルチナロービーム音響測深装置,地層探査装置(サブボトムプロファイラー)やADCPなどが搭載される。地磁気観測のセンサに関しては,船体の磁場の影響をできるだけ遠ざけ,測定精度を上げるために,センサをマストに設置する予定である。