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J-GLOBAL ID:200902263371505965   整理番号:08A0618125

日本の水田が優勢な景観における鳥類による利用の時空間変量

Spatial and temporal variations in the use of rice-paddy dominated landscapes by birds in Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 1704-1716  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: A0921B  ISSN: 0006-3207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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時空間的な変量を有する農業景観は,互いに作用して既存の生物多様性に影響している。水田は世界中で鳥類のための重要な生息場所を提供しているが,これまでの研究は,水田領域の鳥類に対する景観不均一性の効果についてはほとんど調査しなかった。この研究は,日本の水田領域における鳥類の種の豊かさと豊度に対する生息場所カバーと景観変量の効果を調査した。鳥の出現と環境に関するデータは,利根川流域における32の地域メッシュ(1×1km)で収集した。農業湿地帯種の種の豊かさと豊度は,水田が湛水している夏期の水田の大きな面積を有する景観で特に高かったが,水田が排水された冬期の露出地の大きな面積を有する景観ではそうでなかった。年間を通じて農業湿地帯種によって必要とされる複数の生息場所条件を満たすためには,水田と露出地の組み合わせを維持することが重要であった。草原種は,休閑地と露出地を含む土地被覆の豊かな多様性と正に関連し,複数の景観要素の同時的な存在の重要性を示した。景観における森林カバーは,林縁部の種と森林の種に対してプラスに影響した。森林カバーは林縁部の密度と比較的強い相関関係を持っていたので,森林カバーと林縁部密度の変化に対する鳥類の反応についてはさらに調査する必要がある。この研究は,水田領域における鳥類のための時空間的な景観の相補的な重要性を明らかにした。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然保護  ,  個体群生態学 

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