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J-GLOBAL ID:200902263448931830   整理番号:08A0478848

S-ニトロシル化蛋白質のOn-gel蛍光可視化と部位特定

On-gel fluorescent visualization and the site identification of S-nitrosylated proteins
著者 (9件):
資料名:
巻: 377  号:ページ: 150-155  発行年: 2008年06月15日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質の重要なシステイン残基のS-ニトロシル化が蛋白質機能調節と細胞シグナル伝達の共通特性を表わすことを,示す証拠が増えている。しかし,S-ニトロシル化の正確な役割研究の進歩は,S-ニトロシル化蛋白質と正確な修飾部位を検出する迅速で正確な方法がないために妨げられている。S-ニトロシル化システインを7-アミノ-4-メチルクマリン-3-酢酸(AMCA)フルオロホア標識システインに転換する,AMCAスイッチ法と呼称した蛍光に基づく方法について報告した。標識蛋白質を非還元SDS-PAGEにより分析して,S-ニトロシル化蛋白質を紫外光活性化輝青色バンドとして容易に検出することができた。さらに,修飾部位は,蛍光バンドのゲル内トリプシン分解,続く液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)により決定することができた。MSスペクトルの認識可能AMCAタッグが,ニトロソシステインの正確な部位同定を確実にした。したがって,本法は,S-ニトロシル化蛋白質のオンゲルイメージ直接可視化や抗ビオチン免疫ブロッテイング省略による実験時間短縮,内因性ビオチン化蛋白質の潜在的干渉除去による明らかな利点を提示した。本法に基づいて,in vitro S-ニトロシル化後のウシ血清アルブミンとガンキリンのS-ニトロシル化と修飾部位を検出した。これらの結果は,AMCAスイッチ法が,S-ニトロシル化蛋白質と修飾部位を同定する迅速で正確な方法であることを示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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