熱-UV二重架橋による超分岐重合体を持つ相互貫入高分子網目の合成とキャラクタリゼーション

SIMIC S.; DUNJIC B.; DUNJIC B.; TASIC S.; BOZIC B.; JOVANOVIC D.; POPOVIC I.

文献

J-GLOBAL ID：200902263484888526 整理番号：08A0691732

熱-UV二重架橋による超分岐重合体を持つ相互貫入高分子網目の合成とキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of interpenetrating polymer networks with hyperbranched polymers through thermal-UV dual curing

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資料名：
巻： 63 号： 1 ページ： 43-48 発行年： 2008年07月
JST資料番号： A0541C ISSN： 0300-9440 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

本研究の目的は,二重架橋の自動車用途において,UV架橋可能な成分としてアクリル酸超分岐ポリエステル(HBP)使用の可能性を研究することだった。二重架橋は,OEMでの使用や車の塗替え用途に対して,高速架橋,耐傷性塗膜を得るために可能な手法のひとつである。二重架橋システムは,硬化時に相互貫入網目(IPNs)を与える。全てのIPNsはUV-熱二重架橋プロセスにより得られたが,それらはUV架橋可能なアクリル成分および古典的な2パックウレタン成分から成り立っていた。アクリル成分は,アクリル酸超分岐ポリエステル(HBP(A))およびアクリル酸2-エチルヘキシル(EHA)だった。古典的な2パックウレタン成分は,ヒドロキシ官能アクリル酸コポリマとDesmodur N3390から成り立つ。IPNs中のHBP(A)およびEHAの重量比率は,100/0から25/75まで変化させたが,一方ウレタン成分は,全てのIPNサンプルで同一のままだった。IPNsは,動的機械分析(DMA),示差走査型熱量分析(DSC)および熱重量分析(TGA)によりキャラクタリゼーションした。IPNsの機械的特性についてもまた研究した。シングルガラス転移温度T_gは,ドメインの分離もなく均一な材料が得られたことを示した。DMAは,IPNs中のHBP(A)が増えるにつれて,架橋密度が増加する,一方でその柔軟性が減少することを示した。DMAおよびDSCにより得られたデータは,HBP(A)量の増加と共にT_g値の減少を示した。IPNsの熱安定性には僅かに差があった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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高分子固体の構造と形態学 , 橋かけ

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