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J-GLOBAL ID:200902263510043084   整理番号:09A0598002

電着塗装クロムの代替のための電着塗装コバルト及びコバルト-タングステン被覆の摩擦及び滑り摩耗特性

Friction and sliding wear behaviour of electrodeposited cobalt and cobalt-tungsten alloy coatings for replacement of electrodeposited chromium
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巻: 267  号: 5-8  ページ: 934-943  発行年: 2009年06月15日 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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自動車,航空宇宙及び製造工業において,内燃機関要素,油圧シリンダ及び機械工具などの応用にたいして,電気めっきクロム被覆が広く用いられてきている。このような被覆は,高硬度及び優れた摩耗耐性などの魅力的な特性を示す。この型の被覆の多くは6価クロム化合物から蒸着されるが,このような材料にたいしては大きな環境上の心配があり,このため代替が探求されている。ニッケル-タングステン,ニッケル-リン及びコバルト-タングステンを含む合金電着が,従来硬クロム蒸着を代替する可能性のある材料と考えられてきており,コバルトリッチ合金は,ニッケルリッチ合金と比較したとき,はるかに低い摩擦係数及び高い摩耗耐性を示すことができることが分かっている。本研究では,硬鋼対向面にたいして滑るナノ構造コバルト及びコバルト-タングステン合金電着のトライボロジー特性を調べ,これらの対の特性を硬鋼にたいする電着クロムの滑りに伴う特性と比較する。コバルト-タングステン合金電着の摩耗速度は,調べた荷重範囲にわたって,非合金化コバルト電着に比して少なくとも大きさが一桁低い。また,コバルト-タングステンの摩耗速度はクロム電着の摩耗速度より低く,さらに,調べた最高荷重において,クロム被覆は破壊により破局的な損傷が見られるのにたいして,コバルト-タングステン合金は同じ条件下でほとんど損傷なく滑りに耐えることができた。加えて,コバルト-タングステン電着にたいして滑るとき,硬鋼対向物体の摩耗速度は,コバルト及びクロム電着それぞれにたいして滑るときより,大きさが2及び3桁低かった。本報で報告した結果は(ニッケル及びニッケル-タングステン電着に関する文献の評価と合わせて),コバルト-タングステン被覆が,同定されたクロム電着の代替にたいする最強の競争者のひとつであることを示している。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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電鋳 

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