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J-GLOBAL ID:200902263516801592   整理番号:09A1236913

Traf2はMC3T3-E1骨芽細胞でSmad4と相互作用し,BMPシグナリング経路を調節する

Traf2 interacts with Smad4 and regulates BMP signaling pathway in MC3T3-E1 osteoblasts
著者 (5件):
資料名:
巻: 390  号:ページ: 775-779  発行年: 2009年12月18日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨形成蛋白質(BMP)は,骨芽細胞分化および成熟で重要な役割をする。哺乳類では,BMP誘導受容体調節SmadsはSmad4と複合体を作る。これら複合体は,細胞核に転移し,蓄積し,ここで各種標的遺伝子の転写を調節する。しかしながら,Smad4の機能は不明のままである。ベイトとしてSmad4および骨髄に由来するcDNAライブラリーを用い,酵母2ハイブリドスクリーニングを行い,Smad4と相互作用する蛋白質を同定した。腫瘍壊死因子受容体会合因子2(Traf2)に対するcDNAクローンを同定し,内因性蛋白質の間の相互作用を,マウス骨芽細胞系MC3T3-E1で確認した。Traf2の機能を検討するため,これをsiRNAによりサイレンスした。培養液中のBMP-2蛋白質,Bmp2遺伝子の発現量とRunx2,Dlx5,Msx2とSp7を含むBMP誘導転写因子遺伝子の量および燐酸化Smad1蛋白量は,Traf2 siRNAをトランスフェクトした細胞で増加した。Smad1の細胞核蓄積は,Traf2サイレンシングでTNF-αの30分間刺激により増加した。これら結果は,Smad1のTNF-αが促進する細胞核蓄積は,Traf2に依存することを示す。このように,Traf2とSmad4の間の相互作用は,TNF-αとBMPシグナリング経路の間のクロストークに関わる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体の機能 

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