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J-GLOBAL ID：200902263711563825   整理番号：08A0547638

メナキノンに対する新しい生合成経路に関する研究

Studies on A New Biosynthetic Pathway for Menaquinone

著者 (7件)： SETO Haruo (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  JINNAI Yuusuke (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  HIRATSUKA Tomoshige (Toyama Prefectural Univ., Toyama, JPN) ,  FUKAWA Miwako (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  FURIHATA Kazuo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ITOH Nobuya (Toyama Prefectural Univ., Toyama, JPN) ,  DAIRI Tohru (Toyama Prefectural Univ., Toyama, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 130  号： 17  ページ： 5614-5615  発行年： 2008年04月30日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ユビキノンおよびメナキノン(MK)は,電子伝達系での膜蛋白質複合体間において電子を往復させる脂質可溶性分子である。原核生物における電子輸送はMKを利用しており,その生合成はBacillus subtilisの生存にとって必須である。MKに対する新しい生合成経路を明らかにするため,Streptomyces CL190を用いたC13標識実験を開始し,既知のMK生合成経路では説明できないMKのナフトキノン部分へのグルコースの異常な取込パターンを観察した。高い対称性構造を持つMKのナフトキノン部分の明快な配置を確立した。2D NMR技術では検出できないものに対し,グルコース標識MKおよびグルコースの取込パターンで観察されたC13-C13カップリングに基づいて配置を決定した。グルコース標識MKのC13NMRスペクトルは,C13-C13カップリングを示した。この標識パターンは,ホスホエノールピルビン酸およびエリトロース-4-りん酸の縮合による経路を通じたMKへのグルコースの取込により説明することができる。

シソーラス用語： *キノン ,  ビタミンK ,  ポリエン ,  脂環式化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  *生合成 ,  ユビキノン ,  電子伝達系 ,  膜タンパク質 ,  脂質 ,  原核生物 ,  枯草菌 ,  Streptomyces ,  炭素13 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  カップリング反応 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  エノール ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： Bacillus subtilis ,  カップリング ,  ナフトキノン ,  *メナキノン

分類 (3件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  生体膜一般  (EF04010G) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (3件)： エリトロース-4-りん酸 ,  グルコース ,  ホスホエノールピルビン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： メナキノン ,  生合成経路 ,  研究