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J-GLOBAL ID:200902263881046469   整理番号:08A1111398

CO2排出削減に向けた高炉吹込みバイオマスの組成制御

Control of Biomass Composition for Optimum Injection in Blast Furnace to Mitigate CO2 Emission in Ironmaking Process
著者 (3件):
資料名:
巻: 94  号: 11  ページ: 468-474  発行年: 2008年11月01日 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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バイオマスを高炉吹込み還元材として効果的に用いるための最適な事前処理方法とCO2削減から見た評価について報告した。木質系バイオマスを主体に実験を行った。乾燥した杉の乾留実験での収率乾留温度と組成変化を調査した。高炉吹込みの微粉炭と同程度の置換率を確保するためには,無酸素雰囲気で350~500°Cの温度条件が適すと考えられる。得られた杉バイオマスチャーの赤外吸収スペクトルによる構造変化や粉砕性に言及した。300~500°Cでバイオマスチャー,コークスおよび微粉炭をレーザー急速加熱し,高炉吹込み時のレースウェイ内の燃焼性を評価した。以下の知見を得た。1)300°C以上の無酸素雰囲気下における乾留により酸素を優先的に脱離でき,炭素歩留まりも20%に維持できる。また,炭素が濃縮しCO2削減効果は大きく向上する。2)低温乾留によって木質組織は消失し粉砕性が向上しの微粉炭と同程度の粒度分布で粉砕も容易である。3)粉砕後のバイオマスチャーの燃焼性は微粉炭と同等である。4)Ristモデル予測結果では300~500°Cの乾留処理でCO2発生を約2%削減できる。
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