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J-GLOBAL ID：200902264019354066   整理番号：09A0462906

交差時間-周波数εフィルターによる雑音低減

Noise reduction utilizing cross time-frequency ε-filter

著者 (3件)： ABE Tomomi (Pure and Applied Physics, Waseda Univ., 55N-4F-10A, 3-4-1 Okubo, Shinjuku-ku, Tokyo 169-8555, JPN) ,  MATSUMOTO Mitsuharu (The Education and Res. Center for Frontier Sci., the Univ. of Electro-Communications, 1-5-1 Chofugaoka, Chofu-shi ...) ,  HASHIMOTO Shuji (Dep. of Applied Physics, Waseda Univ., 55N-4F-10A, 3-4-1 Okubo, Shinjuku-ku, Tokyo 169-8555, JPN)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 125  号： 5  ページ： 3079  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 時間-周波数εフィルター(TF ε-フィルター)とは,時間軸に沿って複素スペクトルを印加した高機能εフィルターである。このフィルターは,発話信号といった周波数を変動させる信号を保存しつつ,殆どの種類の雑音を緩和できる。このフィルターの構成は単純で,しかも,効率よく雑音を低減できる。そして,微小振幅の定常雑音のみならず,振幅の大きな非定常雑音にも適用できる。だが,このフィルターを時間軸に沿って変動しやすい雑音に適用すると,TF ε-フィルターは,信号歪みを伴って雑音を低減させる。本稿では,時間軸のみならず,周波数軸に沿ってもεフィルターを複素スペクトルに適用する最新の雑音低減法である交差TF ε-フィルターを紹介した。このフィルターでは,近接周波数ビンが,類似の強度を有する雑音を低減できる。提案手法の有効性を示すため,雑音低減能力と,入力信号対雑音比やパラメータ変化に対する堅牢性といったいくつかの比較実験も実施した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *信号処理 ,  音波信号 ,  雑音低減 ,  フィルタ ,  軸 ,  アルゴリズム ,  実証実験 ,  有効性 ,  ロバスト性
準シソーラス用語： 交差時間-周波数εフィルタ ,  時間軸 ,  周波数軸

分類 (1件)： 音響信号処理  (BB03050C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 交差 ,  フィルター ,  雑音低減