文献

J-GLOBAL ID：200902264329884294   整理番号：08A0479088

内皮細胞の管形成を促進する多機能細胞外基質蛋白質の作成

Construction of multi-functional extracellular matrix proteins that promote tube formation of endothelial cells

著者 (5件)： NAKAMURA Makiko (Dep. of Biological Information, Graduate School of Bioscience and Biotechnology, Tokyo Inst. of Technol., 4259 ...) ,  MIE Masayasu (Dep. of Biological Information, Graduate School of Bioscience and Biotechnology, Tokyo Inst. of Technol., 4259 ...) ,  MIHARA Hisakazu (Dep. of Bioengineering, Graduate School of Bioscience and Biotechnology, Tokyo Inst. of Technol., JPN) ,  NAKAMURA Makoto (Inst. of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental Univ., JPN) ,  KOBATAKE Eiry (Dep. of Biological Information, Graduate School of Bioscience and Biotechnology, Tokyo Inst. of Technol., 4259 ...)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 29  号： 20  ページ： 2977-2986  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 我々は,コラーゲン結合活性および血管内皮細胞のネットワーク形成を促進する活性機能単位を持つように設計された人工細胞外基質蛋白質を開発した。我々は,血管内皮細胞の毛管ネットワーク形成を刺激するラミニンから派生したIKVAVシーケンスを設計して,エラスチンから派生した構造単位に組み込んだ。設計された融合蛋白質は,また,フィブロネクチンから由来した細胞接着性RGDシーケンスとコラーゲン結合領域をもっていた。結果として生じた融合蛋白質は,コラーゲンI型と結合して,コラーゲンゲルの血管形成活動を促進することができた。コラーゲン結合領域には,また,少しの血管形成活性があった;しかしながら,設計された融合蛋白質も,細胞遊走活性が強化していた。多機能ECM蛋白質設計の工学戦略には,現在の組織工学技術を支持する可能性がある。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *医用素材 ,  内皮細胞 ,  タンパク質 ,  細胞外マトリックス ,  コラーゲン ,  血管内皮細胞 ,  ネットワーク ,  ラミニン ,  エラスチン ,  フィブロネクチン ,  細胞接着 ,  ゲル ,  血管新生 ,  生体組織工学 ,  コラーゲンゲル ,  マトリックス【母体】 ,  硬タンパク質 ,  動物タンパク質 ,  細胞結合 ,  結合
準シソーラス用語： 生体材料 ,  *多機能細胞外基質蛋白質

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 内皮細胞 ,  管形成 ,  促進 ,  多機能 ,  細胞外基質蛋白質