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J-GLOBAL ID：200902264467690697   整理番号：09A1014984

環境中の違法医薬品

Illicit drugs in the environment

著者 (2件)： ZUCCATO Ettore (Mario Negri Inst. Pharmacological Res., Milan, ITA) ,  CASTIGLIONI Sara (Mario Negri Inst. Pharmacological Res., Milan, ITA)
資料名： Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences  (Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences)
巻： 367  号： 1904  ページ： 3965-3978  発行年： 2009年10月13日 
JST資料番号： D0317A  ISSN： 1364-503X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,新規の環境汚染物質としての違法医薬品に関する知識の現状をレビューする。最近,いくつかの研究によって,違法医薬品が都市汚水処理場(STP)の廃水および表層水において検出できると報告された。これらの物質は,摂取後に尿および糞便にそのままあるいは活性代謝物として高い割合で排泄され,続いて,家庭汚水に放出される。したがって,違法医薬品の残留物は,相当量がSTPに達し,分解を免れ,そして,表層水へ放出される。環境中の濃度は低いが,ヒトの健康と環境のリスクを除外することはできない。

シソーラス用語： 水質汚濁 ,  *廃水処理 ,  *家庭汚水 ,  *薬物 ,  環境 ,  ヒト ,  リスク

分類 (3件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (2件)： 環境 ,  医薬品