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J-GLOBAL ID:200902264469071056   整理番号:08A0359813

分枝鎖脂肪酸によるPseudomonas aeruginosaの遊走運動の阻害

Inhibition of swarming motility of Pseudomonas aeruginosa by branched-chain fatty acids
著者 (3件):
資料名:
巻: 281  号:ページ: 81-86  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: E0002C  ISSN: 0378-1097  CODEN: FMLED7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Pseudomonas aeruginosaは3つのタイプの運動,すなわち,遊泳,遊走,およびよじれ(twitching)運動をすることが知られている。これらの運動の内でP.aeruginosa PAO1株の遊走運動が分枝鎖脂肪酸(BCFA),12-メチルテトラデカン酸(アンテイソ-C15:0)の寒天培地への添加により強く阻害された。この阻害は濃度依存的で5μgmL-1のアンテイソ-C15:0濃度でほとんど抑制された。アンテイソ-C15:0は液体培養ではPAO1株の生育を抑制しないので,この遊走の抑制は生育抑制によるものではない。遊泳運動に対する阻害は,遊走に対するほどではないが,BCFAは鞭毛関与の過程にも影響を持っているであろう。幾種類かの脂肪酸を用いて行った試験の結果は,遊走阻害効果に脂肪酸の炭素数,飽和度,および分枝が重要な影響を持つことを示した。アンテイソ-C15:0とイソ-C15:0は10μg/mL-1の濃度で,バイオフィルム形成をそれぞれ,31%および21%抑制した。脂肪酸に対する新しい細胞標的の発見が期待される,BCFAによる遊走とバイオフィルム形成の阻害の分子レベルの説明にはさらなる研究が必要である。
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分類 (1件):
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微生物生理一般 

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