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J-GLOBAL ID：200902264534071506   整理番号：08A0499545

協調作業のレベルを考慮したテーブル型ディスプレイ上でのインタラクションの強化とそのモジュール分離型トレイによる実現

著者 (7件)： 中島誠 (大分大 工) ,  荒木博文 (大分大 大学院工学研究科) ,  安部祐樹 (大分大 工) ,  松迫和樹 (大分大 工) ,  吉原正樹 (大分大 大学院工学研究科) ,  佐藤慶三 (大分大 工) ,  伊藤哲郎 (大分大 工)
資料名： 情報処理学会シンポジウム論文集  (情報処理学会ワークショップ論文集)
巻： 2008  号： 4  ページ： 145-146  発行年： 2008年03月03日 
JST資料番号： Y0978B  ISSN： 1344-0640  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日常作業は個人作業からテーブル型ディスプレイ上での協調作業まで,インタラクションの密度に応じて協調作業としてのレベルが漸次的に変化する。トレイは通常個人作業で用いるアプリケーションを改変せずに乗せて利用できる仕組みであり,個人作業から協調作業に障壁なく移行できる。本論文では,1)アプリケーションウィンドウを乗せたまま任意のサイズで任意の方向,位置へ配置できるリオリエンテーション機能,2)他のトレイとの接触によって文字や図のやり取り先の同定・供給を行うフィード機能,3)1つのアプリケーションを複数のトレイでコンカレントに共有するシェア機能を持つモジュール分離型トレイを設計した。本トレイはイメージ・イベントハンドラとコンポーネントコントローラからなり,1)~3)によってインタラクションを強化できる。Java言語を用いてトレイを実装し,1)によってテーブル周りでの本読み,2)によってカード作成,3)によってプレゼンテーション練習といった作業でのインタラクションを強化できることを示した。

シソーラス用語： *ユーザインタフェイス ,  *画像処理システム ,  *協調作業 ,  *表示装置 ,  配置設計 ,  機能 ,  情報共有 ,  Java ,  実装設計
準シソーラス用語： インタラクション ,  *テーブル型ディスプレイ ,  フィード機能

分類 (3件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  入出力装置  (JC04050U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 協調作業 ,  テーブル型ディスプレイ ,  インタラクション ,  強化 ,  モジュール ,  トレイ