抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR東日本では,設備故障防止と省メンテナンス化を目的とした次世代分岐器(2000形分岐器)の導人を東京圏を対象に進めている。東京圏以外でも分岐器の新規投入が予定されていることから,寒冷他にも投人を可能とするため寒冷地用次世代分岐器の開発を行ってきた。寒冷地用次世代分岐器は,設備故障防止と省メンテナンス化という本来のコンセプトを踏襲しつつ,寒冷地に使用できるよう,次の設備を装備している。1)低温に対応した電気転てつ機用ヒータカバー,2)熱効率の高い新型電気融雪器,3)次世代分岐器に対応した空気噴射式除雪装置(エアジェット),4)寒冷地雨高床式床板および同グリッドまくらぎ。これらの開発にあたっては,全体構造の最適化をめざして線路・機械・電力・信号各部門間で相互に連携を取りながら,一体の設備として開発を行った。ここでは,これらのうち線路設備関係である寒冷地用高床式床板および同グリッドまくらぎの開発について報告した。