抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
西桜島水道および湾奥で底質採取を行い,解析を行った。以下の結論が得られた。1)底質粒径は水道部で粗く(0.072~0.453mm),湾奥海域で細かく(0.012~0.019mm)なる。この傾向は鉛直方向の各層も同様である。2)当該海域の流況を大きく変えた要因は,大正大噴火と港湾建設により桜島水道幅が約4kmから約3kmに狭小化したことである。3)当該海域は,中央粒径および粒径差に基づき3つに分けられる。4)粒径差に基づいて推定した流れの強さの変化は,西桜島水道付近で最も顕著である。5)湾奥北西部の海域は,上方細粒化を示す観測点で占められる。