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J-GLOBAL ID：200902264680641845   整理番号：09A0726451

誘導多能性幹細胞は地中海貧血と鎌状赤血球貧血治療および遺伝的疾患の出生前診断に新しい方法を提供する

Induced pluripotent stem cells offer new approach to therapy in thalassemia and sickle cell anemia and option in prenatal diagnosis in genetic diseases

著者 (6件)： YE Lin (Univ. California, CA) ,  CHANG Judy C. (Univ. California, CA) ,  LIN Chin (Univ. California, CA) ,  SUN Xiaofang (Guangzhou Medical Coll., Guangzhou, CHN) ,  YU Jingwei (Univ. California, CA) ,  KAN Yuet Wai (Univ. California, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 24  ページ： 9826-9830  発行年： 2009年06月16日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多能性幹細胞を誘導する体細胞再プログラミングの革新は,地中海貧血と鎌状赤血球貧血のような疾患に対し新しい治療法を提供する。誘導多能性幹細胞(iPS)は,これら患者の体細胞から作ることが可能であり,β-グロビン遺伝子の変異を,遺伝子標的化により補整し,細胞を造血細胞に分化し,患者に戻すことができる。ホモ接合β-地中海貧血患者の皮膚線維芽細胞を,iPS細胞に再プログラミングし,iPS細胞をヘモグロビンが合成できる造血細胞に分化した。β-地中海貧血を出産前診断するため,羊水または絨毛膜の細胞を使用し,iPS細胞に再プログラミングし,診断に用いた。

シソーラス用語： 幹細胞 ,  *サラセミア ,  先天性疾患 ,  溶血性貧血 ,  *出生前診断 ,  遺伝子変異 ,  細胞 ,  線維芽細胞 ,  培養細胞 ,  *多能性幹細胞 ,  iPS細胞
準シソーラス用語： *鎌状赤血球貧血 ,  造血細胞 ,  皮膚線維芽細胞

分類 (3件)： 血液の基礎医学  (GK01020N) ,  婦人科・産科の基礎医学  (GS01020L) ,  先天性疾患・奇形の診断  (GD03020G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 誘導 ,  多能性幹細胞 ,  地中海貧血 ,  鎌状赤血球貧血 ,  治療 ,  遺伝 ,  疾患 ,  出生前診断