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J-GLOBAL ID:200902264740218319   整理番号:09A0155189

カナダのレソリュートベイの全天大気光撮像器によって観測した極冠域の中間圏重力波の統計的特性

Statistical characteristics of polar cap mesospheric gravity waves observed by an all-sky airglow imager at Resolute Bay, Canada
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号: A1  ページ: A01311  発行年: 2009年01月27日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2005年1月以来,カナダのレソリュート・ベイの大気光撮像器を,極冠域の中間圏の重力波の観測に用いた。2005年と2006年の冬季の137夜に渉って得た長期間の撮像観測に基づいて,相次ぐソジウム大気光(589.3nm)撮像から,100km以下の小スケールの重力波の143事象を引き出した。観測した波動は,典型的に20-50kmの水平波長を持ち,30-60m/sの位相速度である。伝搬方向は卓越して西向きであった。又,大気光撮像の水平断面の時系列を表す,大気ケログラムを用いて,100km以上の大規模重力波を確認した。大規模波の水平波長と位相速度は,典型的に夫々,100 -400kmと60-100m/sであった。これらの大規模波の伝搬方向は優先的に西向きであった。波のパラメータは,Kp指数で表す地磁気活動と何の関係もないと思われる。観測した波の伝搬方向は,中間圏の卓越する東向き風と,対流圏高度のレソリュト・ベイの東に現れる低気圧域に伴う上昇気流と一致している。これらの結果は,極冠域中間圏の重力波の主な源が極光活動より,むしろ対流圏の動力学であることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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成層圏・中間圏 

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