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J-GLOBAL ID：200902264807253882   整理番号：09A0596748

細胞遺伝学的観察およびマイクロサテライト分離解析に基づくDioscorea alata L.(ヤマノイモ科)の倍数性レベル変更

Revision of ploidy status of Dioscorea alata L. (Dioscoreaceae) by cytogenetic and microsatellite segregation analysis

著者 (4件)： ARNAU Gemma (Centre de Cooperation Internationale en Rech. Agronomique pour le Developpement (CIRAD-CA), Guadeloupe, FRA) ,  NEMORIN A. (Centre de Cooperation Internationale en Rech. Agronomique pour le Developpement (CIRAD-CA), Guadeloupe, FRA) ,  MALEDON E. (Centre de Cooperation Internationale en Rech. Agronomique pour le Developpement (CIRAD-CA), Guadeloupe, FRA) ,  ABRAHAM K. (Central Tuber Crops Res. Inst. (CTCRI), Thiruvananthapuram, IND)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 118  号： 7  ページ： 1239-1249  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイジョ(Dioscorea alata)は複雑な倍数性を含む種で基本数はx=10と考えられていた。フランスCIRADのコレクションに含まれるダイジョ110系統について通常の細胞遺伝学的観察とフローサイトメトリーの調査を行い染色体数(2n)を決定した。その結果,2nは,76%が40,7%が60,17%が40であった。後代のマイクロサテライトの分離比が二倍体と四倍体のどちらの期待に適合するかをBayes法で検定したところ,2nが40,60,80の植物は,それぞれ二倍体,三倍体,四倍体であることがわかった。したがって,基本数はx=20と考えるのが妥当と判断した。この知見は将来のダイジョの効果的育種や,多様性研究,系統発生的研究に貢献するであろう。

シソーラス用語： *ヤマノイモ属 ,  *芋類 ,  *倍数体 ,  マイクロサテライト ,  フローサイトメトリー ,  系統差 ,  変異 ,  二倍体 ,  三倍体 ,  四倍体 ,  品種差 ,  DNAマーカー
準シソーラス用語： *Dioscorea alata ,  ダイジョ ,  ヤムイモ

分類 (2件)： いも類  (FC03036L) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： 細胞遺伝学 ,  観察 ,  マイクロサテライト ,  分離解析 ,  Dioscorea ,  ヤマノイモ科 ,  倍数性レベル