文献

J-GLOBAL ID：200902264861505528   整理番号：09A1035153

海馬苔状線維におけるエネルギー効率の高い活動電位

Energy-Efficient Action Potentials in Hippocampal Mossy Fibers

著者 (3件)： ALLE Henrik (Max-Planck-Inst. Brain Res., Frankfurt, DEU) ,  ROTH Arnd (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  GEIGER Joerg R.P. (Max-Planck-Inst. Brain Res., Frankfurt, DEU)
資料名： Science  (Science)
巻： 325  号： 5946  ページ： 1405-1408  発行年： 2009年09月11日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 哺乳類の脳のエネルギー消費は軸索およびシナプス伝達における活動電位に密接に関係している。しかし,実際の消費量については細胞レベルでも,非侵襲性イメージングによる解析においても,結論が得られていない。そこで,本報では,ラットを用いてミエリン鞘のない海馬苔状線維の活動電位に関与するナトリウムイオンおよびカリウムイオンの動きについて調べた。その結果,各イオン流動が重複しないようなメカニズムが働いていることがわかった。イオン電導性パラメータの解析からナトリウムイオンおよびカリウムイオンのチャンネルは軸索の活動電位が効率良く制御される特性を有していることが示された。

シソーラス用語： *ニューロン ,  *膜電位 ,  ナトリウムチャネル ,  カリウムチャネル ,  エネルギー消費 ,  *トド ,  軸索 ,  神経終末 ,  活動電位 ,  ラット ,  シナプス ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  オニウム化合物 ,  架橋化合物 ,  双性イオン ,  ポリオール ,  グルタミン酸作動性ニューロン ,  海馬苔状線維 ,  シグナル伝達 ,  イオン輸送 ,  輸送 ,  生体輸送 ,  膜貫通タンパク質 ,  生体内イオン輸送 ,  電気生理 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  ナトリウムイオンチャンネル

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： テトロドトキシン

タイトルに関連する用語 (3件)： 海馬苔状線維 ,  エネルギー効率 ,  活動電位