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J-GLOBAL ID：200902264861851043   整理番号：09A1229187

サイン曲線弓型ハンプで跳躍する車から発生する衝撃音の測定とそれを考慮した沿道騒音の予測

著者 (4件)： 渡辺義則 (九州工大) ,  寺町賢一 (九州工大) ,  清田勝 (佐賀大) ,  竹下真二 (鉄建建設)
資料名： 交通科学  (Traffic Science)
巻： 39  号： 2  ページ： 31-38  発行年： 2009年10月10日 
JST資料番号： L2190A  ISSN： 0288-1985  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地区の交通安全を保つために,道路上にハンプが設置される。ハンプ上を通過する全ての車の速度が20km/h以下に抑制されれば,騒音問題は生じない。しかし,現実には,20km/hを大きく超える高い速度の車も観測される。場合によっては,高い速度の車はハンプで跳躍し,衝撃音を発生させる。そこで本研究では,予め用意した車を使って,敷地内で実験を行った。最初に,各要因(車種,速度,そして,ハンプの高さ)と衝撃音の発生との関係を調査した。次に,主要音源の数を決定した後に,音が発生する場所を算出する式,さらには,音源のパワーレベルを推定する式をそれぞれ提案した。最後に,ハンプを有する道路の近傍で観測される騒音の特徴を,本研究で提案した方法を使って考察した。(著者抄録)

シソーラス用語： 交通安全 ,  道路 ,  *交通制御施設 ,  曲線 ,  速度制限 ,  自動車 ,  *衝撃音 ,  *音響測定 ,  音源 ,  音圧レベル ,  路側 ,  予測 ,  *道路交通騒音
準シソーラス用語： *ハンプ ,  沿道 ,  *自動車騒音

分類 (3件)： 道路交通騒音・振動  (TB01020Z) ,  音響測定  (BB03040R) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X)

引用文献 (8件)：

• 日本道路協会: 道路構造令の解説と運用, 丸善, 2005.
• 橋本成仁, 坂本邦宏: わが国の地区交通安全における新たな取り組みの動向, 交通工学, 2005.
• 島田歩, 久保田尚, 高宮進, 石田薫: ハンプの形状に関する実験的研究--効果と安全性及び振動騒音の検討--, pp. 169~172, 第20回交通工学研究発表会論文集, 2000.
• 磯田伸吾, 久保田尚, 坂本邦宏, 高宮進: 複数ハンプの配置に関する実験的研究, pp. 193~196, 第21回交通工学研究発表会論文集, 2001.
• 橋本成仁, 三村泰広, 増岡義弘, 榎本貴好: 設置型ハンプに関する研究--豊田市での社会実験による検討--, pp. 305~308, 第27回交通工学研究発表会論文集, 2007.

タイトルに関連する用語 (9件)： サイン ,  曲線 ,  弓型 ,  ハンプ ,  跳躍 ,  衝撃音 ,  沿道 ,  騒音 ,  予測