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J-GLOBAL ID:200902265002712658   整理番号:09A0131257

パイプ噴頭を有する茶園用歩行型台車式施肥機の開発と作業特性

Development and Characteristics of the Walking-type Fertilizer Applicator with Boom Type Blow Heads for Tea Field
著者 (4件):
資料名:
号: 106  ページ: 71-80  発行年: 2008年12月31日 
JST資料番号: G0753A  ISSN: 0366-6190  CODEN: CHKHB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茶園の施肥作業は,資材量の多さと年間作業回数の多さから,軽作業化と高能率化が求められている。本研究では,歩行での茶園施肥作業の軽作業化及び高能率化を目的として,パイプ噴頭を備えた台車式歩行施肥機を試作し,手押し式施肥機及び動力付施肥機を使用した場合との有効作業量,心拍数増加率等の作業特性を比較した。結果,台車式施肥機に左右に旋回するパイプ噴頭を取り付けたことにより,2うね同時施肥及びうね端の旋回動作を省略する作業法を実現することができた。各施肥機の有効作業量は,台車式で0.89ha/h,手押し式で0.71ha/h,動力付で0.58ha/hとなり,台車式施肥機の作業能率は高いことが明らかになった。また通常作業時の心拍数増加率も他2種の施肥機より低くなり,作業負担も軽くなった。作業速度や有効作業量を同一にした場合の心拍数増加率も同等ないし低くなった。研究の結果,パイプ噴頭を有した台車式施肥機は,作業幅拡大により有効作業量が大きくなり,作業速度が遅いことで作業者への負担も軽減できることが明らかになった。
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分類 (3件):
分類
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し好料作物  ,  圃場作業用機械  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (8件):
  • 荒木琢也・深山大介・角川 修 (2006): 茶園施肥作業用パイプ噴頭の開発と散布特性. 茶研報, No.102, 1-5.
  • 深山大介・荒木琢也・宮崎昌宏・東 邦道 (2005): 繰り出し量が作業速度に連動する歩行型施肥機の開発. 茶研報, No.99, 11-19.
  • 佐々木泰弘 (1987): 作業能率. 農作業試験法編集委員会編, 農作業試験法, 農業技術協会, pp. 18-19.
  • 鶴崎 孝 (1983): 急傾斜カンキツ園における運搬労働 特にモノレール車運搬に関する研究. 愛媛大農学部紀要, 28(1), 1-137.
  • 後藤隆志 (1997): 乗用機械による水稲管理作業. 農機誌, 59(4), 131-135.
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