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J-GLOBAL ID：200902265249631367   整理番号：09A1007674

ポリ(アクリル酸)ゲルからなる分子バルブ

Molecular valve consisting of poly(acrylic acid) gel

著者 (3件)： TAKADA Kazutake (Graduate School of Engineering, Nagoya Inst. of Technol., Gokiso, Showa, Nagoya, Aichi 466-8555, JPN) ,  ITO Kazuya (Graduate School of Engineering, Nagoya Inst. of Technol., Gokiso, Showa, Nagoya, Aichi 466-8555, JPN) ,  YUCHI Akio (Graduate School of Engineering, Nagoya Inst. of Technol., Gokiso, Showa, Nagoya, Aichi 466-8555, JPN)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 142  号： 1  ページ： 377-382  発行年： 2009年10月12日 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カチオン濃度に応答してゲルの体積が変化することに基づくポリ(アクリル酸)ゲル被覆Au網からなる分子バルブを開発した。H⁺,Na⁺,K⁺,Ca²⁺,Cu²⁺,またはAl³⁺などのカチオンの濃度が低い時はバルブが閉じ,濃度が増加すると開く。水を流すとバルブは再び閉じる。バルブが開く濃度はAl³⁺,Ca²⁺およびNa⁺の順で増加(それぞれ2×10^-4,5×10^-4,および6×10^-3M)することを見出した。Cu²⁺に対する応答も類似の挙動を示したが,開く濃度はca2×10^-4MでCa²⁺イオンのそれより低かった。バルブはpH範囲3~12で閉じ,それより低いか高い時開いた。バルブが開く最速応答時間(1min以内)はpH1~2の溶液で得られた。バルブはpH2の溶液と水との継続的負荷で少なくとも25サイクルの反復性を示した。アニオンと圧力の影響も研究した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリアクリル酸 ,  *ゲル ,  被覆 ,  金 ,  金網 ,  *弁 ,  スイッチング ,  *カチオン ,  濃度依存性 ,  pH依存性 ,  ナトリウム ,  カリウム ,  カルシウム ,  銅 ,  アルミニウム ,  応答時間 ,  繰返し試験 ,  耐久性 ,  アニオン ,  圧力効果 ,  物
準シソーラス用語： *分子バルブ

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  流体式制御機器  (IC02030J)

タイトルに関連する用語 (4件)： アクリル酸 ,  ゲル ,  分子 ,  バルブ