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J-GLOBAL ID:200902265262868341   整理番号:08A0575407

脂肪酸結合タンパク質:代謝性疾患における役割と薬物標的としての可能性

Fatty acid-binding proteins: role in metabolic diseases and potential as drug targets
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 489-503  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: W1376A  ISSN: 1474-1776  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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脂質は多くの生物学的プロセスに必要な成分であり,数多くの一般疾患の発病機序に重要な役割を果たしている。しかし,細胞内脂質と,生物学的標的およびシグナル伝達経路とを結びつける特異的な機序については十分に理解されていない。例えば,脂肪細胞やマクロファージなどの細胞の輸送能力やシグナル伝達能力のように,大量の脂質の蓄積が機能の負担となっている細胞の事例については,特に不明な部分が多い。本稿では,多様な脂質シグナルの調節を通して,脂質介在性の生物学的プロセスと組織の代謝恒常性に影響を与える脂質シャペロン,すなわち脂肪酸結合タンパク質(FABP)の主な役割について議論し,また,治療薬としての重要性について述べる。FABP機能を修飾した薬理活性物質には,脂質のシグナル伝達経路,炎症反応および代謝調節を組織特異的あるいは細胞型特異的に抑制する能力があると考えられ,肥満,糖尿病,アテローム性動脈硬化症などの疾患を治療する新しいクラスの薬物が得られる可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生物学的機能 
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