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J-GLOBAL ID：200902265543228996   整理番号：09A1088615

バイオマスベースの水素製造 総覧と分析

Biomass-based hydrogen production: A review and analysis

著者 (3件)： KALINCI Yildiz (Dep. of Technical Programs, Izmir Vocational High School, Dokuz Eylul Univ., Education Campus Buca, Izmir, TUR) ,  HEPBASLI Arif (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, Ege Univ., 35100 Izmir, TUR) ,  DINCER Ibrahim (Fac. of Engineering and Applied Sci., Univ. of Ontario Inst. of Technol., 2000 Simcoe Street North, Oshawa, Ontario ...)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 34  号： 21  ページ： 8799-8817  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,2つの主な群,すなわち,i)熱化学プロセス(熱分解,通常のガス化,超臨界水ガス化(SCWG)),およびii)生物学的変換(発酵法水素製造,光合成,生物学的水性ガスシフト反応(BWGS))の視点で,バイオマスの水素ガスへの転化のための様々なプロセスについて包括的に総覧する。エネルギーやエクセルギ-の視点でバイオマスベースの水素製造システムについて議論する。そして,文献研究と可能性のある方法を比較するために纏める。さらに,事例研究として,性能評価のために下降流ガス反応器での酸素と水蒸気によるバイオマスガス化プロセスをエクセルギ-的に研究する。水素製造システムのより良い性能には,運転条件と戦略が本当に重要である。総覧した様々な熱化学プロセスにおいて,温度は480~1400°Cで,圧力は0.1~50MPaのような範囲の温度と圧力が使用されている。検討した運転条件に関しては,水蒸気/バイオマス比(SBR)と当量比(ER)のデータはそれぞれ0.6~10と0.1~0.4に及ぶ。検討した研究では,水蒸気はガス化剤として約10~15MJ/nm³の熱量値の製品ガスの製造に使用され,一方,3~6MJ/nm³のバイオマスプロセスの空気ガス化と比べられる。事例研究したシステムのエクセルギー効率値は56.8%になると計算され,一方,非可逆性と改良の潜在的速度はそれぞれで670.43と288.28kWとわかった。また,下降流ガス反応器のエクセルギ-燃料と製品速度は1572.08と901.64kWと計算され,燃料減少と生産不足比はそれぞれ43%と74.3%である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 水素 ,  *水素燃料 ,  *水素エネルギー ,  *バイオマス ,  生物燃料 ,  ガス化 ,  熱化学的廃棄物処理 ,  廃物利用 ,  発酵 ,  生合成 ,  技術展望

分類 (3件)： 気体燃料の製造  (YE02030F) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (3件)： バイオマス ,  水素製造 ,  分析