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J-GLOBAL ID:200902265655430089   整理番号:08A0161497

Eucalyptus camaldulensisとMelaleuca cajuputiのアルミニウム耐性におけるアルミニウム結合配位子の役割

Role of aluminum-binding ligands in aluminum resistance of Eucalyptus camaldulensis and Melaleuca cajuputi
著者 (4件):
資料名:
巻: 302  号: 1/2  ページ: 175-187  発行年: 2008年01月 
JST資料番号: H0060A  ISSN: 0032-079X  CODEN: PLSOA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2種類のアルミニウム耐性のフトモモ科樹木種,Eucalyptus camaldulensis Dehnh.とMelaleuca cajuputi Powell.でのAl耐性機構としての根からのAl排除と根の中での内部Alの無害化におけるアルミニウム結合配位子の役割を検討した。これら樹木種の根から分泌したり,根端に含まれている配位子の量を,根を0または1mMのAlCl3溶液に曝露した後にAl感受性の樹木種,Melaleuca bracteata F.Muell.の量とを比較した。Al処理下での根からの既知の(くえん酸塩,しゅう酸塩およびりんご酸塩の)配位子の分泌量は全樹木種で低かった。しかし,E.camaldulensisでは,Al処理下での根の浸出液のAl結合能力はかなりのもので,M.bracteataの能力より高目であった。ゲル透過クロマトグラフィーにより,E.camaldulensisでだけAlに対する応答で低分子量のAl結合配位子が分泌されることが明らかになった。他方で,Al処理下での根端の細胞液のAl結合能力は,耐性と感受性の樹木種で類似であった。これらの結果から,根からの未知の低分子量のAl結合配位子の分泌によるAlの排除がE.camaldulensisのAl耐性に寄与しており,M.cajuputiは,根からの配位子の分泌または根端中の内部配位子の濃度以外のAl耐性機構を発達させていることが分かった。
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分類 (1件):
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植物に対する影響 

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