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J-GLOBAL ID：200902265714490783   整理番号：08A0333558

ランタニド-有機キレートで構築した生体組織選択性プローブ中のアンテナの役割

Role of the Antenna in Tissue Selective Probes Built of Lanthanide-Organic Chelates

著者 (5件)： HESS B. Andes, Jr. (Vanderbilt Univ., Tennessee) ,  KEDZIORSKI A. (Nicolaus Copernicus Univ., Torun, POL) ,  SMENTEK L. (Vanderbilt Univ., Tennessee) ,  SMENTEK L. (Nicolaus Copernicus Univ., Torun, POL) ,  BORNHOP D. J. (Vanderbilt Univ., Tennessee)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 112  号： 11  ページ： 2397-2407  発行年： 2008年03月20日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Euイオンを配位結合したDOTAかご構造のホスト増感ルミネセンスにおけるアンテナの役割を理論的に調べた。数種のアンテナで修飾したDOTAの幾何構造を密度汎関数法で解析した。発光中心であるランタニドイオンの環境を電荷密度マップと結晶場パラメータで記述した。検討結果によれば,かごに結合したアンテナはエネルギー採取(ハーベスティング)とランタニドイオンへのエネルギー移動において独占的な役割を果たし,かごはランタニドイオンの環境の対称性に摂動を与えて増感発光を行うことが分かった。ここで採用したエネルギー移動とf⇔f電気双極子遷移の理論的モデルにおいて,有機キレートをかごとアンテナに二分する意味を考察した。

シソーラス用語： *大環状化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  *ユウロピウム錯体 ,  プローブ ,  *アンテナ ,  ユウロピウム ,  *光ルミネセンス ,  増感 ,  電気双極子 ,  E1遷移 ,  架橋化合物 ,  キレート化 ,  *キレート化合物 ,  電荷分布 ,  密度 ,  結晶場 ,  エネルギー移動 ,  *集光性色素
準シソーラス用語： 電気双極子遷移 ,  かご型化合物 ,  キレート形成 ,  *キレート ,  電荷密度

分類 (4件)： 分子の電気的・磁気的性質  (BH05032U) ,  物理化学一般その他  (CB01030T) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  第3族元素の錯体  (CE01060J)

物質索引 (1件)： DOTA

タイトルに関連する用語 (8件)： ランタニド ,  キレート ,  構築 ,  生体 ,  組織選択性 ,  プローブ ,  アンテナ ,  役割