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J-GLOBAL ID:200902265728457835   整理番号:08A0636638

アラビドプシスにおいてMtN3/saliva遺伝子ファミリーのメンバーであるRUPTURED POLLEN GRAIN1はv外膜のパターン形成と細胞の完全性にとって重要である

RUPTURED POLLEN GRAIN1, a Member of the MtN3/saliva Gene Family, Is Crucial for Exine Pattern Formation and Cell Integrity of Microspores in Arabidopsis
著者 (6件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 852-863  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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被子植物において,花粉壁は通常外側の外膜層と内側の内膜層から成り,小胞子形成中に小胞子母細胞(あるいは小胞子)の細胞膜は花粉壁の発育に複数の役割を演じているが,このプロセスに関与する細胞膜蛋白質についてはよく知られていない。Arabidopsis thalianaにおいて,新遺伝子RUPTURED POLLEN GRAIN1(RPG1)が細胞膜蛋白質をコードし,小胞子における外膜パターン形成のために必要であることを見いだした。rpg1変異体は他の表現型は正常であったが雄性稔性が低下し,このことは小胞子類の減数分裂後の発育停止が原因であった。走査型電子顕微鏡観察の結果,変異体における外膜のパターン形成が損なわれ,花粉表面にスポロポレニンがランダムに沈着していることがわかった。透過型電子顕微鏡観察の結果,変異体小胞子類の四分子期における外膜の形成が異常であり,小胞子および小房壁へスポロポレニン沈着の欠陥をもたらしていることがわかった。さらにrpg1変異体における小胞子の破断と細胞質の漏洩は,細胞の完全性が損なわれていることを示した。RPG1遺伝子は細胞膜に組み込まれたMtN3/salivaファミリーの蛋白質をコードしており,in situハイブリダイゼーション解析の結果,雄性減数分裂期に,この遺伝子が小胞子母細胞(あるいは小胞子)およびタペート組織で強く発現していることがわかった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生殖  ,  遺伝子発現 

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